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ノリノリ狂言生活

◎  4月のお稽古日 

明日から4月ですね。この時期の稽古場はとてものどかで心地良いのですが、自粛要請なので、稽古日も様子を見ながら行なっています☘️自粛も大切ですが、体や心の健康も大事です!明るい声を出して元気に過ごしましょう🤗

稽古はいつでも体験・見学無料です✨少しでも気になる方はぜひ一度、お話聞くだけでも良いので遊びにいらしてください~😆


☘️4月の稽古日
✳️月曜日
場所/中野島稲荷神社
4月13日、20日、27日
15:00~16:00 団体(低学年)
16:00~17:00 団体(高学年)
17:00~21:00マンツーマン



✳️水曜日
場所/上北沢稽古場
京王線「上北沢駅」から徒歩12分
4月1日、8日、15日、22日
11:00~21:00
マンツーマンの完全予約制です。事前にご連絡ください。


🌟参加費
1回/2500円(小・中学生)
1回/3500円(大人)



🌟詳細はブログ「ノリノリ狂言生活」をご覧ください。
http://ohnori.blog52.fc2.com


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◎  ご報告。 

先日、母が亡くなりました。
書こうか書くまいか悩みましたが、記憶・記録として書かせてください。


母は、私が4歳の時に腎臓を患い、以後34年間透析生活を送ってきました。闘病しながら4人の子どもを育て、父を支えてくれた強く逞しく厳しく温かく優しい母でした。


ここ5年ほど前から体調を崩すことが多く、入退院を繰り返してきました。昨年末に風邪をこじらせて肺炎になり入院。入院中も何度か回復してくれましたが、最期は退院して自宅に戻ってきてくれました。その時はすでに老衰していました。長女作った夕飯を一口二口食べ、好きな桃を一口二口食べ、翌朝は父が起こすと呼吸はしているものの意識はなく、透析病院に運ばれて亡くなりました。


自宅に帰ってきて安心したのだと思います。眠るように亡くなったと先生は仰っていました。亡くなる前日、母が帰宅した際に一緒にいましたが、私が帰る時に「元気でね」って言ってくれたのが最期の言葉でした。
自宅に帰ってきてくれた事。30年以上お世話になった透析病院で息を引き取ったのが、私たち家族にとって救いでした。


母は祖父の狂言が好きで、父の狂言が好きでした。父の舞台を見ては祖父はこうだった。私の舞台を見ては父はこうだと言っていました。何より父の事が好きだったと思います。
私が幼児の時、一緒にお風呂に入って出る時は必ず湯船を綺麗にしてから出ました。理由を聞くと、次にお父さんが入るからと。郵便物が来たら必ず父に見せてから。夕飯も父が席についてから。重要な舞台前は父集中できるように気を遣い、父が歯を悪くして食事が進まなければ、柔らかくて食べやすいものを。もっと頑張らなきゃダメよって父を応援してました。


入院中に母の身の回りの世話をする長女を見て、やっぱりあの子は長女で一番頼りになる。次女には、あの子が一番家庭的。三女には、あの子は私と同じ人を寄せ付けるものを持ってる。私には、教義はよく頑張ってるわよ。と言ってくれました。
自分の体のことよりも、いつも他人の事を気遣ってくれる女性でした。ご存知の方は、母が「元気?」「体に気をつけてね」「しっかりね」「頑張りなさい」と、気遣ったり励ましてる姿を記憶されているかと思います。


自慢の母です。


冗談好きでよく笑い、お喋り好き。テレビ好き。料理も好きで、外食も好き。旅行好きでよく父と2人で出かけてました。洋服好きでおしゃれで、黄色やオレンジ、青や緑など映える色が似合いました。着物もよく着て、華道、茶道、書道にも長けていました。花はフリージア。果物は桃と柑橘系。歌は美空ひばりと山口百恵で、カラオケも好き。


たくさんの愛をもらい、楽しく幸せな38年間を過ごさせてくれました。


思ったよりも悲しくないのは、母の死後1週間は自宅に安置し、一緒に過ごせた事。しかも通夜の前日は父の誕生日で、母も含めて家族一緒に祝えた事。介護とまではいかなかったけれど、ほぼ毎日看病できた事。入院中は母の手を握って会話できた事。何より「狂言」で結ばれていたこと。私は末っ子ですから、たくさん甘やかしてもらい、たくさん愛してもらえたと思ってます。


別れは辛いですが、母の事ですから太陽のように空から見守ってくれているはずです。(変な話ですが、生前よりも母の存在を強く感じています。)これから母の愛と優しさを胸に、よりよい舞台を勤めて参ります。それが一番の供養になりますよね。


お世話になりました方々へは、生前のご厚情に感謝申し上げます。


俗名 大藏史子
戒名 陽樹院芳圓日史大姉
享年 70歳

◎  障がいと狂言と平等 

障がいと狂言と平等


駅のホームや道に敷かれた黄色い誘導ブロック。トイレ前の誘導のアナウンス。専用の広いトイレ。ホームに繋がるエレベーター。駐車場には車椅子スペース。スロープ。バリアフリー。

今や障がいを持つ方が生活しやすいように、様々なところで対応がなされている。しかしながら、人間関係で構築されている、いわゆる一般のこの世界で生きていくことは、ある種の疎外感をもってしまったり、ネガティブになったりと多くの問題があるのではないかと思った。


先日、地元の小学校で狂言ワークショップがあった。その中に1人だけ足の悪い女の子がいて、その子とは面識ないのだが保育園が一緒であった。当時から車椅子生活で、いつもお母様が福祉車両で送り迎えをしていた。小学校に入ってからも、時折その姿を見るだけであった。何の病気なのかは分からないが、両足に力が入らず自力では立てない様子だった。


いつもどおりにワークショップを始めた。舞台を囲むように子ども達が座る中に、彼女の姿があった。もちろん車椅子で。
狂言上演中も、キャラクタークイズも、場が盛り上がるにつれて彼女も膝を叩きながら笑うほど楽しんでくれていた。もともと性格は明るいんだと思う。


そして装束の着付体験の時間がやってきた。着付は女性用の装束だ。挙手を求めるとみんな遠慮がちではあったが、明かに着てみたそうな女の子が数人いた。どうしようかと悩んでいる子をよそに、その車椅子の女の子が手を挙げた。その瞬間、他の子供たちの気がサーッと引いていくのが分かった。その時はそれがなんだったのかは分からないが、ともかく彼女に着付けてあげようと思った。


僕に躊躇はなかった。なぜなら彼女は着たかったし、着れると思ったから手を挙げたのだから。とにかく自力では立てなかったので、先生が抱えながら5分だけ辛抱してもらい、なんとか着せてあげることができた。するとタイミングよく歩行器がやってきた。彼女は歩行器を使い、そのきらびやかな姿を立って見せてくれた。周りから「似合う」「可愛い」という反応に、嬉しくも恥ずかしそうな表情を浮かべる彼女。


ワークショップが終わって、少し無理させてしまったかと思い先生に話を伺った。実はサポート級の中でも、前に出る事や挙手したり発言することはほぼなかったようで、今回の事は先生方も驚いたそうだ。今日の時間は、彼女にとってとても大きな大きな一歩で、とても自信がついたと思うと言って下さった。何よりも、他の子供たちの気がサーッと引いていったと感じたのは、周りの子供たちも一緒に生活している中で、彼女がするなら譲ってあげようという応援の表れだったという。素敵な関係が築かれている。


僕たちが子供の頃にも、各クラスに1人2人は障がいのある友達がいた。いつもその存在は身近であったが、大人になると疎遠になる。


「一般的」な事が溢れて、当たり前の世界である「ここ」は、角度を変えれば生きづらかったりする。「真の平等」というのは難しいかもしれないが、やはり文化芸術の世界では全ての人が平等に触れ楽しむ事ができると、改めて彼女から教わる事ができた。
彼女だけではなく、私達も人生の傍に文化芸術をおくことで、新しい自己の発見と改革が生まれるのだと思う。

◎  公演スケジュールを更新 

2020年の公演スケジュールを更新しました😊✨皆さんと出会えるのを楽しみにしています👍今年もいっぱい笑い合いましょう😆
http://kichijirou-kyougenkai.jp/news/2225/

◎  おめでとうございます2020🎊 

明けましておめでとうございます㊗️
本年もよろしくお願い致します🤗

今日は年始から、毎年出演させて頂いている阿佐ヶ谷神明宮での迎春能に出勤します✨

【阿佐ヶ谷神明宮迎春能】
狂言「土筆」大藏吉次郎、榎本元
能「鶴亀」アイ/大藏教義
11:00開演。無料。

また、時間同じくしてラジオ放送もあります👍
【NHKラジオ】10:00放送。
狂言「節分」大藏吉次郎、大藏教義

今年も変わらずにお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます✨


※写真は去年のです

◎  文化でつくる地域と未来。 

ここ数週間のうちに、青梅や仙台・八戸で狂言ワークショップをしてきました。

今までのワークショップの多くは、学校で行なったり公共のホールで行うことが多かったのですが、その3箇所はもっと狭い地域、地区での開催でした。

神社の中にある集会所であったり、児童館であったり、地域のコミュニティセンターなどでした。そういった場所は、皆さんのお住まいの地区にもありますよね。

なので、その会場に来る親子はお互い顔見知り。同じ学校の子だし、近所のお父さんお母さん。きっと商店街のおばちゃんやおじちゃんなどもいたと思う。

今まで行なってきた中でも最小単位の地区でのワークショップでした。
だから「狂言ワークショップにおいで!」というよりも、「皆さんのお住まいにお邪魔しにきました!」という感じでした😊皆さんの日常生活に中に入っていくというような感じです。これは今までに感じたことのない不思議な感覚。


子ども達も大人も、最初から前のめりで話を聞いてくれた。知り合いばっかりだから恥ずかしいという気持ちも確かにあった。初めは部屋の片隅にいた子もどんどん前に出て来てくれた。見る時は見る。体験する時はフルパワーで取り組んでくれて、最後の方はくたびれてた子もいた。狂言って疲れるんだねって言っていた。舞台には神様がいるって話をしたら本当にいるの?って真面目な顔で聞かれた(笑)質問も止まることなく出たし、最後はわざわざ「面白かったです」「楽しかったです」と伝えてくれた子。サヨナラの代わりにハグしてくれた子もいました。地元感あふれる温かな雰囲気で全員が楽しく体験してくれました。


「生活の中に狂言や文化があってほしい」と思っていた理想の環境がここにありました。
ことに地区内での催しですから、お家に帰ってもすり足はしばらく流行るでしょうし、一緒に参加した子は学校でキノコをするでしょうし、親御さんも近隣の方に狂言の魅力を伝えてくれると思います。


そうやって地区内で話題になり波紋のように広がっていく事は、地域の活性化や人間関係、コミュニケーションなど多くの化学反応が生まれるのではないかと思います。

青森や仙台・八戸での開催は助成金が出ています。だからこそ理想の形で開催できたと思いますが、なによりもお金とかパフォーマーではなくて、そういった環境(場)を提供してくれる人、文化に理解してくれる人、私達パフォーマーとその受け入れ先を繋げて下さる人(スタッフやコーディネーター)が居ないと成立しません。要は人なんです。そしてそれを「継続的に」行えるということが重要です。


大人がその「地域」の子ども達の生活や未来を考え、誰もが参加できる場をつくり、文化芸術に触れさせてあげる事で、「子ども」が心豊かに育ち、やがて大人になり、素晴らしい地域や国が形成されるのではないかと思います。

国は地域がなければ存在しません。地域が活性化するには人が豊かでないといけません。豊かになるには文化芸術が必要だと強く思ったワークショップでした。そんな環の中にいれた事、力になれたこと、勉強できてよかったなと思います。
これからも文化の力、芸術の力を信じ、またそれを証明していきたいです。

機会を作って下さった関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。

◎  「アジテジ」プレ公演 

今日は仙台で狂言ワークショップさせていただきますよ~☘️
明日は八戸です👍
みんなで狂言を楽しみましょう🤣
そろりそろり~(笑)

お近くの方はぜひご参加ください🤗

◎  コラム掲載して頂きましたNY! 

神奈川県アート・カルチャー情報サイト「マグカル」にコラムが掲載されました😊✨
気づけば、もう11回目なんですね👍

今回は、先月訪米したニューヨーク公演についてです🗽読んで頂けたら嬉しいです😊

マグカル
https://magcul.net/199879

◎  無事に終えました。ハッピーバースデー🎉 

先日催ました「第18回吉左右会」は、ご好評の内に終了いたしました。ご声援頂きました皆様、ありがとうございました😊

毎年バタバタと過ごす1日で、自分が誕生日だって事も忘れちゃうくらいでしたが、ご来場の皆様に喜んで頂けたのが何より嬉しく思います🤗✨

「役者は花」。どんな時も忘れちゃいけないなぁと思いながらも、自分を客観的に見ることは叶いません。どんな色でどんなカタチでどんな香りか、自分だけの花を探していきたいです。そしてもっともっと自分に素直に、芸に素直に向き合いたいですね。

38歳のお祝いのメッセージもたくさんいただきました。ありがとうございます😁男40❗️働き盛りですね💦なお精進してまいります👍今後ともよろしくお願い申し上げます🤲

写真は、娘とそのお友達が作ってくれたバースデーケーキです🤗「NORIYOSHI」の「N」でした💕


◎  いよいよ来週!自主公演『吉左右会』 

いよいよ来週に迫りました。
当日券もございますが、お席のご予約をお勧めします。『悪坊』『塗師』『磁石』ぜひお楽しみ下さいませ。

僕も久しぶりに『磁石』に出演しますが、シテを演じるのは初めてです。弟子の上田と何度も稽古をしていますが、お互い騙し合うやり取りにぜひご期待いただきたく入念な稽古を重ねています👍

たくさん笑って楽しんでください✨
ご来場を心よりお待ちしております❗️

詳細はこちら「大蔵流吉次郎狂言会HP」
http://kichijirou-kyougenkai.jp/event/2218/




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