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ノリノリ狂言生活

◎  創作狂言への取り組み 




今年2回目の鹿児島への単独出張でした。前回に引き続き、伊佐市山野小学校で創作狂言「猿の腰掛け石」を子どもたちに指導してきました。


最初にお話を頂いた時は、自分が出来るかどうか不安でした。形だけのお芝居だったら簡単でしょう。でも型を覚える事で感情を自由に表現出来ること、言葉の抑揚を大切にする事で言葉の持つ意味を考えること、人の前に立つ事の緊張感、学んできた自分を信じること。何より地域を題材にした狂言なので、地域とそこに伝わる伝統芸能などにも関心を持って欲しかったです。それこそ古典の持つ力であり、意味のある取り組みだと思っています。


そんな事を目標にして取り組んできました。全てが伝わったかどうかは分かりませんが、とにかく子どもたちは前向きに取り組んでくれて、思いがけない発想をする子や、それに付き合ってあげる子、調和を大切にする子、率先してセリフを言う子、物腰柔らかい子、型を大事にする子、本番に強い子、言葉の抑揚を大切にする子、大人しいけど一生懸命やる子、謡を大きな声で歌う子、自信ないけど努力する子。6時間の授業の内に自然と個性が出てきて、最後の発表にはとてもいい雰囲気の作品になりました。


16人の子どもたちが協力しあい1つの芝居を作り上げること。これは普段の狂言の稽古では得ることのない達成感でした。多くの事を学べました。帰りはちょっぴり寂しかったな。


機会を与えてくださったかごしま子ども芸術センターの入本さんに感謝です。またスタッフの皆さん、先生方に感謝申し上げます。

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