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ノリノリ狂言生活

◎  YouTubeにあげてみた結果… 

昨夜、YouTubeに舞台の動画をアップしました。
配信するの面白かった。とくに、チャット機能で解説を入れていくのが面白かったです。新境地です。

今まで、公演で撮っていたビデオは記録用でもあったわけで、youtubeにあげても…、と消極的でしたが、実際にやってみるとそうでもないですね。というか、ビデオを持っていても「宝の持ち腐れ」ではないけれど、なにも意味がないなと。世に出してこそ価値のあるものになるでしょうし、幸いにも海外の知り合いも見てくださいました。遠くでなかなか見れない。でも見たい。という方、また大学の授業でも使えると言ってくださったり、久々に狂言見れてよかったと言ってくださったり。いいことあるじゃん!


地球上が非常事態だから、我々も非日常でなければならないわけです。きっと、コロナが収束したとしても、今後何かしら新しい習慣の中で私たちは生きていくでしょう。演劇界にとっては3密は大きなダメージです。それでも柔軟に対応していけるはずです。していかなければなりません。なぜなら文化だから。そうやって時代時代の新しい価値のなかで変化し、吸収し、対応してきた能楽です。できないことはない。変化するときだ!と、こっそり一人で燃えてます。


しばらくは動画をアップしておきますので、ぜひご覧ください!

YouTube大藏流吉次郎狂言会チャンネル
大蔵流狂言「鼻取相撲」
https://youtu.be/dOjLB2foFtY

◎  障がいと狂言と平等 

障がいと狂言と平等


駅のホームや道に敷かれた黄色い誘導ブロック。トイレ前の誘導のアナウンス。専用の広いトイレ。ホームに繋がるエレベーター。駐車場には車椅子スペース。スロープ。バリアフリー。

今や障がいを持つ方が生活しやすいように、様々なところで対応がなされている。しかしながら、人間関係で構築されている、いわゆる一般のこの世界で生きていくことは、ある種の疎外感をもってしまったり、ネガティブになったりと多くの問題があるのではないかと思った。


先日、地元の小学校で狂言ワークショップがあった。その中に1人だけ足の悪い女の子がいて、その子とは面識ないのだが保育園が一緒であった。当時から車椅子生活で、いつもお母様が福祉車両で送り迎えをしていた。小学校に入ってからも、時折その姿を見るだけであった。何の病気なのかは分からないが、両足に力が入らず自力では立てない様子だった。


いつもどおりにワークショップを始めた。舞台を囲むように子ども達が座る中に、彼女の姿があった。もちろん車椅子で。
狂言上演中も、キャラクタークイズも、場が盛り上がるにつれて彼女も膝を叩きながら笑うほど楽しんでくれていた。もともと性格は明るいんだと思う。


そして装束の着付体験の時間がやってきた。着付は女性用の装束だ。挙手を求めるとみんな遠慮がちではあったが、明かに着てみたそうな女の子が数人いた。どうしようかと悩んでいる子をよそに、その車椅子の女の子が手を挙げた。その瞬間、他の子供たちの気がサーッと引いていくのが分かった。その時はそれがなんだったのかは分からないが、ともかく彼女に着付けてあげようと思った。


僕に躊躇はなかった。なぜなら彼女は着たかったし、着れると思ったから手を挙げたのだから。とにかく自力では立てなかったので、先生が抱えながら5分だけ辛抱してもらい、なんとか着せてあげることができた。するとタイミングよく歩行器がやってきた。彼女は歩行器を使い、そのきらびやかな姿を立って見せてくれた。周りから「似合う」「可愛い」という反応に、嬉しくも恥ずかしそうな表情を浮かべる彼女。


ワークショップが終わって、少し無理させてしまったかと思い先生に話を伺った。実はサポート級の中でも、前に出る事や挙手したり発言することはほぼなかったようで、今回の事は先生方も驚いたそうだ。今日の時間は、彼女にとってとても大きな大きな一歩で、とても自信がついたと思うと言って下さった。何よりも、他の子供たちの気がサーッと引いていったと感じたのは、周りの子供たちも一緒に生活している中で、彼女がするなら譲ってあげようという応援の表れだったという。素敵な関係が築かれている。


僕たちが子供の頃にも、各クラスに1人2人は障がいのある友達がいた。いつもその存在は身近であったが、大人になると疎遠になる。


「一般的」な事が溢れて、当たり前の世界である「ここ」は、角度を変えれば生きづらかったりする。「真の平等」というのは難しいかもしれないが、やはり文化芸術の世界では全ての人が平等に触れ楽しむ事ができると、改めて彼女から教わる事ができた。
彼女だけではなく、私達も人生の傍に文化芸術をおくことで、新しい自己の発見と改革が生まれるのだと思う。

◎  文化でつくる地域と未来。 

ここ数週間のうちに、青梅や仙台・八戸で狂言ワークショップをしてきました。

今までのワークショップの多くは、学校で行なったり公共のホールで行うことが多かったのですが、その3箇所はもっと狭い地域、地区での開催でした。

神社の中にある集会所であったり、児童館であったり、地域のコミュニティセンターなどでした。そういった場所は、皆さんのお住まいの地区にもありますよね。

なので、その会場に来る親子はお互い顔見知り。同じ学校の子だし、近所のお父さんお母さん。きっと商店街のおばちゃんやおじちゃんなどもいたと思う。

今まで行なってきた中でも最小単位の地区でのワークショップでした。
だから「狂言ワークショップにおいで!」というよりも、「皆さんのお住まいにお邪魔しにきました!」という感じでした😊皆さんの日常生活に中に入っていくというような感じです。これは今までに感じたことのない不思議な感覚。


子ども達も大人も、最初から前のめりで話を聞いてくれた。知り合いばっかりだから恥ずかしいという気持ちも確かにあった。初めは部屋の片隅にいた子もどんどん前に出て来てくれた。見る時は見る。体験する時はフルパワーで取り組んでくれて、最後の方はくたびれてた子もいた。狂言って疲れるんだねって言っていた。舞台には神様がいるって話をしたら本当にいるの?って真面目な顔で聞かれた(笑)質問も止まることなく出たし、最後はわざわざ「面白かったです」「楽しかったです」と伝えてくれた子。サヨナラの代わりにハグしてくれた子もいました。地元感あふれる温かな雰囲気で全員が楽しく体験してくれました。


「生活の中に狂言や文化があってほしい」と思っていた理想の環境がここにありました。
ことに地区内での催しですから、お家に帰ってもすり足はしばらく流行るでしょうし、一緒に参加した子は学校でキノコをするでしょうし、親御さんも近隣の方に狂言の魅力を伝えてくれると思います。


そうやって地区内で話題になり波紋のように広がっていく事は、地域の活性化や人間関係、コミュニケーションなど多くの化学反応が生まれるのではないかと思います。

青森や仙台・八戸での開催は助成金が出ています。だからこそ理想の形で開催できたと思いますが、なによりもお金とかパフォーマーではなくて、そういった環境(場)を提供してくれる人、文化に理解してくれる人、私達パフォーマーとその受け入れ先を繋げて下さる人(スタッフやコーディネーター)が居ないと成立しません。要は人なんです。そしてそれを「継続的に」行えるということが重要です。


大人がその「地域」の子ども達の生活や未来を考え、誰もが参加できる場をつくり、文化芸術に触れさせてあげる事で、「子ども」が心豊かに育ち、やがて大人になり、素晴らしい地域や国が形成されるのではないかと思います。

国は地域がなければ存在しません。地域が活性化するには人が豊かでないといけません。豊かになるには文化芸術が必要だと強く思ったワークショップでした。そんな環の中にいれた事、力になれたこと、勉強できてよかったなと思います。
これからも文化の力、芸術の力を信じ、またそれを証明していきたいです。

機会を作って下さった関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。

◎  無事に終えました。ハッピーバースデー🎉 

先日催ました「第18回吉左右会」は、ご好評の内に終了いたしました。ご声援頂きました皆様、ありがとうございました😊

毎年バタバタと過ごす1日で、自分が誕生日だって事も忘れちゃうくらいでしたが、ご来場の皆様に喜んで頂けたのが何より嬉しく思います🤗✨

「役者は花」。どんな時も忘れちゃいけないなぁと思いながらも、自分を客観的に見ることは叶いません。どんな色でどんなカタチでどんな香りか、自分だけの花を探していきたいです。そしてもっともっと自分に素直に、芸に素直に向き合いたいですね。

38歳のお祝いのメッセージもたくさんいただきました。ありがとうございます😁男40❗️働き盛りですね💦なお精進してまいります👍今後ともよろしくお願い申し上げます🤲

写真は、娘とそのお友達が作ってくれたバースデーケーキです🤗「NORIYOSHI」の「N」でした💕


◎  木材会館で「三本柱」 

先日はハト子の善竹大二郎くんのお仕事で、木材会館での狂言会でした。素囃子『神舞』に続いて、木材にちなんだ演目『三本の柱』と、誰でも笑わずにはいられない演目『蝸牛』の3演目をお楽しみ頂きました✨途中で拍手が起こるなど、楽しい時間を過ごすことができました👍

最後の挨拶で、私たちがハト子であるとお話ししたら「えーーーー‼️」というナイスな反応でした(笑)

◎  NY公演2019 Finish !  



NY公演「HeartofKYOGEN」もワシントンD.C.まで足を伸ばして、無事に全ての公演が終わりました🤗




7日間5公演。
11/7 Princeton university
11/8 New York University
11/8 Heart of KYOGEN 本公演
11/9 慶應New York Academy
11/10 George Washington university

各大学と高校を周り、レクチャー&パフォーマンスをしてきました。日本に興味を持つたくさんの方々に狂言の魅力と日本文化を知ってもらえたと感じてます👍たくさん笑ってもらえました😊
また新たな出会いもあり、これからの課題もあり、よりブラッシュアップして、来年再来年とまた訪米したいと願ってます🗽

応援してくださった皆さんありがとうございました✨関係者の皆さんに感謝です💕


◎  防災と狂言  

今日はこちらで、相手はこの人でした😊✨
これから食欲の秋🌰に向けて防災と狂言👍みなさん、柿を盗み食いされたり、留守中に砂糖を食べられたりしないようにお気をつけください💦
主催者の皆様、会場をお貸しくださった東久留米第二小学校さま、スタッフに皆さまに感謝申し上げます✨



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