ノリノリ狂言生活

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◎  文化庁講師派遣事業ワークショップ~小平市立第12小学校~ 


今日は文化庁講師派遣事業ワークショップの仕事で、小平市立第12小学校へ行って来ました。対象は6年生60人程度で、ワークショップには程よい規模の人数!生徒1人1人としっかり向き合う事ができます。
最初は緊張気味だったけれど少しずつほぐれていき、途中からたくさんの笑顔を見る事が出来ました。『柿山伏』上演中は、事前学習のせいかとても真剣に見てくれました。きっと自分たちが想像したものと比べているはず。アンケートには、想像以上に面白かったという声も。
体験では積極的に着付けの試着やセリフの言い回しなどにも取り組んでくれて、担任の先生曰く、生徒の意外な良い一面を見る事が出来たと喜んでもらえました。

そもそもワークショップだから、狂言の紹介なんてどうでも良かったりします。ワークショップは授業ではないので。ただ狂言を通して、表現することの楽しさや個性の発見、さらに自己発見と他者発見が目的です。これはこの事業に取り組む当初から変わってません。なので、今日は先生にそう言って頂けてとても嬉しかったです。
さらに!?先生から「以前、劇団〇〇にワークショップをしてもらったけど、その時よりも子供の反応が良かったし、なにより笑顔が多かった。」と言って下さいました。
日本が誇る劇団〇〇よりも良かったって、これは相当自信に繋がる嬉しい言葉でした😆

派遣事業ワークショップが多くなるこの時期。幸先の良いスタートになりました♪
お世話になりました先生方、小平こども劇場の皆さま、ありがとうございました💛
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◎  文化庁鹿児島ワークショップ。振り返り☆ 

9月もあっという間に終わっちゃう!!
ただいま、成田エクスプレスの車内です。
ニューヨーク公演前に、振り替えっておかないと!という事で、せっせと書いております(((^_^;)

鹿児島での文化庁ワークショップ。今回は狂言のみです。
河頭中学校、西指宿中学校、野田中学校。いずれも全校生徒80人~100人が楽しんでくれました☆

本音を言うと、中学生は苦手だったりするのです。あまり相手にされなかったりするんじゃないかという不安が。。。というかトラウマが(;´д`)
しかし、昨年もそうでしたが、鹿児島の中学生はみんな素直で良い子ばっかり!!疑っていた自分がちょっぴり恥ずかしく、彼ら彼女らに申し訳なるくらい、みんな良いヤツでした(^3^)/

やっぱり、山や海の大自然に囲まれた豊かな場所だから??
それとも、山の幸、海の幸など美味しいものをたくさん食べているから???
ともかく友達になってくれた感じがします(笑)
終わったあとも、何人かSNSで反応を示してくれましたのがとても嬉しかったゼイ(^^)v

内容も、小学生対象のワークショップとほぼ変わらず。
興味を持つところもほぼ同じ(笑)
見たことないものだから、その辺は子供も大人も同じですね。

開始導入部分には、いつもなごませるために「朝何を食べたか?」という質問をします。パンよりもお米派が多かったです。そして、鹿児島と言えば豚肉!!しかし、多かったのは鶏肉。なんで?って思ったけど、中学生といえば「唐揚げ」ですね!後で気づきました(笑)
そして、やっぱり納豆を食べる子は少ないのね。だってここは西日本。どの県までが納豆食べる文化なんでしょう?テレビで「日本人が好きな納豆!」とか言っているけど、あれはウソですかね(笑)
事実、納豆を食べたことがない子が数人いました。

そんな感じで、鹿児島の恵み豊かな大自然と共に育つ子供たちに狂言を届けることができました!

お世話になりました、各学校の先生方、コーディネートしてくださった鹿児島子ども芸術センターの皆様、誠にありがとうございました。












◎  Heart of Kyogen 2017 振り返り~ニューヨークへ向けて!~ 



「ニューヨークでの公演頑張ってくださいね!」
終演後に熱い握手を交わしながら、そう言葉をかけて下さるお客さんがいらっしゃいました。お客さんと「ニューヨーク」が繋がったと思えた瞬間でもあり、訪米するんだという実感が湧いてきました。
昨年のニューヨーク公演の内容は以下の記事に書いてありますが


http://ohnori.blog52.fc2.com/blog-entry-1135.html


http://ohnori.blog52.fc2.com/blog-entry-1136.html

http://ohnori.blog52.fc2.com/blog-entry-1137.html

http://ohnori.blog52.fc2.com/blog-entry-1139.html

http://ohnori.blog52.fc2.com/blog-entry-1138.html

http://ohnori.blog52.fc2.com/blog-entry-1140.html


前日に私も自分のブログを見返していて、公演やワークショップの内容、出会った方々、喜んでくれたお客さん、苦労したことや考えさせられたこと、NYの街並みや面白いエピソードなど、色んな事が思い浮かびました。いや~、楽しかったなぁ😁
NY公演やその街を、もっとお客さんに感じてもらえる方法はなかったかな。できれば皆さんと共感したかったです。あたかも能楽堂がNYであるかのような「何か」が欲しかったかも。これは反省点ですね😓






ともあれ、公演では昨年同様、小舞「三人夫(さんにんぶ)」を舞って開演。
「Good afternoon!」で始まり、「My name is Noriyoshi Ohkura. Please call me "Nori".」などという自己紹介(これはNYで実際やっていた事なのです)をして、本題に導入しようと思ったのですが、事前に却下されてしまい(笑)、通常の自己紹介へと直しました。これはこれで良いと思ったんだけどな。。。
最初のお話しでは、昨年のNY公演を大二郎くんと振り返り、お客さんの違いや文化の違い、また面白エピソードで盛り上がりました。
解説は至って簡単で、狂言について、また演出方法をさくっと解説しました。ちょっと反省点で、やっぱり日本語が通じるとなると実演よりも「喋り」が長くなってしまいますね😵もうちょっと表現方法・演出方法を伝えたかったのですが、言葉が通じるというのはとても安心します。






引き続いてご覧頂いたのは狂言「清水-Shimizu」。
単純なお話であることと、狂言面がとても魅了するアイテムにもなりますね🌟
そして「蝸牛-Kagyu」。皆さんよーく笑ってくれました。日本に留学している学生さん(たぶん小学校高学年~大学生)も何名かいましたが、山伏が登場して笑い、山伏が正面を向いたら笑い、名乗って笑い、寝て笑い。といった具合によく笑ってくれたのですが、やはり子ども達の笑い声があると、大人も自然と良い雰囲気になりますね😁🎶
ほんわかした中で、とても良い舞台ができたと思います。



最後は質疑応答。いろんな事に疑問を持ってくださり、初めて狂言を観るお客さんも多かったようです。
お見送り時に皆さんに挨拶しましたが、皆さんとてもご満足して下さったようで安心しました!


「ニューヨークでの公演、頑張って下さいね❗️」
何かが伝わった感じと、日本でのこの気持ちをNYに届けなきゃ❗️❗️と、強く思いました。
ニューヨーク公演は、9月25日から一週間です。ブログを通じて報告しますね😁



お世話になりました、主催のNoh Societyとスタッフの皆さま、ありがとうございました!!

◎  2017文化庁巡回公演(皐風会)in西表島 






先日は観世流小島英明師主宰の皐風会の一員として、文化庁巡回公演で西表島の上原小学校へ訪問し、狂言「柿山伏」と能「羽衣」を見てもらいました。

西表島での能楽公演は、おそらく初めてとのこと。能楽650年の歴史の中で初!そして、たぶん能楽史上最高の暑さだったと思います(笑)
体育館はめっちゃ蒸す(;´д`)
子ども達も暑い中でも真剣に見てくれて、狂言体験では意気揚々と参加してくれました(*≧∀≦*)

暑くて体がついていかなかったけど、良いものを送ることができたと思います☆




写真は石垣島から西表島への航路で出逢った気色。ガスが出て、もはや海か空かわからないけど、船がポツンと浮いてました。






西表島はモンスターハンターできそうなジャングルでした(笑)





天然記念物の前歩きのカニと亀。





帰りがけに15分ほど寄った、星の砂がある浜。思わず入っちゃいました(笑)暑かったから気持ちいい♪



イリオモテヤマネコには逢えなかったけど、銅像の前で記念撮影☆

今度は家族で来れたらいいな~♪♪♪

◎  「18th吉次郎狂言会」公演レポ。全てを込めて「コキャロ~」!  






先日、一家主催の自主公演「第18回吉次郎狂言会」も無事に終わりホッとしております。

ご来場下さいました皆さま、ご声援下さいました皆さま、誠に有難うございました。


さて、さらっと振り返ってみたいと思います。


まず自身が演じた「鶏聟-古式」。

酉年に因んで出す事が多い演目で、自然とチョイスされるわけです。

番組を組むときも、今年は特に外せないわけですね~。

しかも僕が年男なので、なおさらですね(笑)

十八番にしてもいいかな(´∀`*)ウフフ


で、今回は小書き(=特殊演出)として「古式」にしました。

ご覧頂いた方は分かると思いますが、鶏の鶏冠に似せたアノ赤い烏帽子です。ホントこの発想は面白い!大胆かつ奇抜!この演出を初めて知った時は感動しました!

やるならやっぱりこっちのほうが面白いし映える。

当日が楽しみでした♪


会は『蚊相撲』『栗焼』『鈍太郎』と続き、『栗焼』は後見にも出ていたので、会の流れをちょっと把握できた感じです。お客さん楽しんでるかな?と。

熟練の先生方が出演される最後に演じるので、とりあえず空気を変えて「若々しく」「華やか」に!!という事を心掛けていました。


いざ幕にかかり、善竹十郎伯父に袖を入れてもらい、身支度をしていると、十郎伯父が「いよいよ真打登場だね!」と声を掛けてくれました。「真打」はご存知の通り落語の言葉ですが、要は「エース」ってことですよね。励ましの言葉を頂いて、力が湧いてきました♪





ところで、この『鶏聟』のテーマってなんだ?と考えると、ストーリーだけ追っていけば、聟入りについて何も知らない聟が意地悪な人にだまされて恥をかいてしまうって事だけになっちゃいますね。
きっとテーマは「常識」についてなんじゃないかなと思います。今の情報社会では、結婚式の祝儀やドレスコードなどについて「一般常識」を知ることは容易です。しかし、狂言が成立した時代~江戸時代などは、隣の国の言葉すら訛りがあって会話できない時代。生活の習慣すら違えば、作法もなにも異なることばかりだったでしょう。そんな中で「常識」なんて言葉が存在したのでしょうか?

見方を変えれて、あの「こきゃろ」が常識的な挨拶だったらどうします??
「常識」もところ変われば「非常識」なんてことは、今の現代で特に海外生活されている方ならばよく分かると思います。

大事なことは「和合」。それを教えてくれたのが舅役なのでしょう。
これは問いかけです。皆さんの身の回りで非常識な人と出会ったら 、あなたはどう対応します?

たくさんの見方や感じ方があるので僕の考えが正しいとは思わないけど、そんな「演目」からの問いかけに耳を傾けてみるのも面白いですね。






さて本題。
例によって、どこで笑ってもらえるか、その伏線を張るかを考えていました。

①まず名乗り。最初の「人のいとしがる花婿」。そして「あのお方は、再々聟入りをなされて(躾容態を)良うご存知で~」の2箇所。ここでドッカンとはならなかったけど、くすくす笑いがあって良かったと思います。


②また、善竹富太郎兄のもとへ訪問し、聟入りする服装を見てもらう場面。「何ときらびやかに見えまするか」は伏線で、つぎの言葉「とてもの事にとくと見てくだされい」と舞台を回る場面。ここは得意になっていた方が筋からしても良かろうと思ってました。


③そして例の如く鶏冠を付ける場面。赤い烏帽子を装着中に、くすくす笑いが起きてて、もっと笑ってくれてもと思いましたが、それはこちらの誤算で、烏帽子を付けて立った後に笑いが起こりましたね。きっと、みなさん「くるぞくるぞ」と思いながら、完成した姿=立った姿が面白かったんですね。なるほど~と思いました。


そのあと、舅の家へ行く途中で気を付けなければならないのが、富太郎兄に教えてもらった躾容態(鶏の真似)を、「決して疑ってはならない」という事です。これは、書物(台本)を読むと分かりますが、舅の家に行く途中で「問うは当座の恥、問わぬは末代の恥と申すが、(躾容態を)問わずに(舅のもとに)参ったならば、定めて恥をかくであろう」と、独り言を言っていますが、この聟自身、全く疑っていないので、その辺りは書物がよくできているのだと思います。


④あとは、舅の門前で鶏の真似をする場面。「こうこうこう~」と溜めをつくると良いのかな~と思いながら、「こきゃ~」と弾ける。最近はよく子ども向けのイベントなどで、子供たちにも体験させますが、彼らも面白がってやります。重要なのは、テンションマックスで恥ずかしがらない事です(笑)


⑤「こきゃ~」2回目。舅に向かってするわけですが、これもさすが忠一郎伯父で、ああいう風に自然と驚く。動きが決まっている型、また予測可能な動きではありますが、自然と驚くさまを演じるのは、とても難しいんです。こっちが笑っちゃいますよ(*´▽`*)


⑥舅と蹴り合う場面では、これも大事な事は「真面目」に蹴り合うことです。はたから見てれば面白い滑稽な動きですが、当の本人が楽し気に蹴りあっては面白みも半減。大の大人が真面目にああいう動きをするから、客観的に見て面白いんだと思います。まさに「真剣勝負」でした!!


⑦最後、これは出る直前に「ああそうか」と思ったのですが、一番最後の聟が「勝どき」を挙げる場面。地謡の謡とともに舞を舞い、さいご正先に出て「こきゃろ~」と言う場面ですね。

ここで拍手が来ればいいなーと、ひそかに思っておりました(笑)


自分の中では、最高の「こきゃろ~」でしたが、拍手が上がらなかったのは力量不足だったと悔やまれます(+_+)もちろん、拍手を求めているわけではないし、そのために「こきゃろ」するわけではありませんが、あそこで拍手があがったとしたら、それは会場が一つになって何かが「昇華」する証でもあると思うんです。皆さんの気持ちが一つになる。とかそういた意味です。


僕たち役者は、その引率者というか、みなさんのテンションや気持ちの抑揚を上手く引っ張るような役割もあっていいのかなと。冷静に考えると、「こきゃろ」だけではなく、その前の段階で何かしら伏線を張っていなかった。いきなり「こきゃろ」で結ぼうとしてしまった感はあります。舅ととの蹴り合いから、結びの「こきゃろ」の流れを、もうすこし研究しなければなりませんね。


なによりライブですから、お客さんと演者との関係、また会場の気持ちが一つになったら素敵であり、幸せな気持ちや満足感も、10倍20倍に膨れ上がると思います。幸せは良いものです(*^_^*)



ちなみに最後の「こきゃろ」をしたあと、気持ち少し待ちました(笑)0.5秒くらい。そしたら正面最前列の方が、拍手の準備をし始めたのですが、こちらとしてはあまり「待つ」と、催促だったりイヤらしくなるので、最後の最後の言葉「ぐぅ~~~~」へと移しました。



仕掛けたり、仕掛けられたり、試行錯誤しながらお客さんとの会話を楽しみたいと思う一方で、やはり「客観的に見て楽しんでもらう狂言」や「型の美しさ」「古典に従事」した大藏家の芸と言うものも大切にして磨いていきたいと思っています。


自分で言うのもなんですが、30代になって少し上手くなった??と手応えを感じております(#^^#)エヘッ こんな事言ったら叩かれる?調子に乗るなって言われる?芸は~~~~とか言われる?

そうかもしれませんが、日々自分と向き合ってます。「今」自分にできる最大の芸、「今」自分に咲いている花。長所と短所。それを常に見つめています。自分の力量を知らずして、次のステップは踏めません。

また、舞台の仕事以外にも、ワークショップ(とくに子どもとのかかわり)が多かったりするのも、大変勉強になっております。皆様から頂いたステージを大切に勤め、それを糧に修練して参ります。


今後にご期待ください~☆

ありがとうございました(*´▽`*)


◎  阿佐ヶ谷神明宮で狂言を奉納させて頂きました。 



4/23(日)快晴。新緑の風心地好し。

前回は小雨でしたが、強風のため軽い嵐でしたが、今年はご覧の天気で気持ちよかったです(^∇^)




狂言を奉納するのは、昔ながらの習わしですね。ご縁を頂いた阿佐ヶ谷神明宮での奉納も今年で5回目。

狂言教室の生徒も多くの参加してくださいました。実は、この奉納狂言を企画した時は参加者も数名だろうと思っていましたが、みなさん熱心に参加してくださり、当初からほぼフルメンバー(笑)

時間も決められているので、狂言よりも狂言小舞が大半を占め、15番くらいズラーっと(笑)けっこう稀な舞台になりました。狂言は『盆山』のみ(笑)




観覧者も多かったのですが、もっと集客頑張りたいな~☆地域の方々ともうまく連携できればいいのにと思ってます!

清々しい1日でした♪
みなさんが平和に暮らせますように☆


▲生徒さんのお知り合いの酒造会社のお酒も奉納させて頂きました♪

◎  文化庁助成事業終了~報告~ 

平成28年度文化芸術による子どもの育成事業終了のご報告。


今年度に私が承りました「平成28年度文化芸術による子どもの育成事業」の全日程が終わりました。
遅ればせながら報告いたします!と言っても、私自身がこの事業を請け負っているわけではなく、いくつかの法人団体の皆さまが受託され、私へご依頼下さったという経緯です。

この事業はもとより多くの助成事業は、書類審査がものすごく厳しいと聞いております。本当に有難う御座いました。


事業は「講師派遣事業」と「巡回公演事業」の2種類あります。


「講師派遣事業」はワークショップを中心とした内容です。体育館に仮設の能舞台を作り、教科書に掲載されている『柿山伏』を上演します。生の声に驚く子ども達。そして食い入るように前のめりで鑑賞する姿、そして笑い声。いまでも思い浮かびます(´∀`*)ウフフ
最初は緊張している子ども達も、鑑賞する前と後ではその雰囲気がガラリと変わります。
解説して、体験してから鑑賞するのも方法の一つでしょうが、ここは最初に見せるのがこだわりなのです。なぜならば、上演して見せる事が僕たちの自己紹介であり名刺代わりなのですから。そこで、子供たちも感じてくれていると思いますが、信頼を得る事ができます。真剣に演じている姿を見せる事で心が通じ合うんです。この信頼関係をどこまで築けるかで、その後の展開も変わって行きます。


解説をする上で気を付けているのは、一方的な授業形式にしないようにしています。どちらかというと皆とお喋りしながら進めるトークタイプです。さらに、ボケとツッコミも忘れてはいけません。そうすると、みんなも笑うし口々に好きな事を言いだします。そこでツッコミを入れてあげます(笑)子ども達も喜んでくれます。


あとは着付けをしてあげるとさらに喜びます!もちろん学習としても良い効果が現れると思います。
最後は狂言を体験します。これは好き嫌いあります。得意不得意もあります。出来る子はやる!不得な子にはとくに推し進めてやらせません。これは大人でもそうですが、やるのが好きな人。鑑賞するのが好きな人と分かれます。子どもにだってあるでしょう。だから無理にさせる必要もないのかなと。
それは子ども達に伝えておきます。すると、やってみよう!と思う子は存分に。鑑賞型の子はじっくりと他の子を観察していたりするのです。こうしたことで自己発見や他者発見に繋がると思います。
基本的に狂言を教えていますが、狂言を通して「何か」を伝えたい。発見してほしいと思っています。


もう一つの「巡回公演事業」では、シテ方の諸先輩諸先生方と一緒させて頂きました。
演目は、各団体によって異なりますが能「安達ケ原」や「船弁慶」「羽衣」など。狂言は「柿山伏」一本。じつに年間で50回以上演じてました(;^ω^)ワハハツアーとして数日間、先生方と一緒に行動することも稀で、その間に沢山の事を勉強させて頂く良い機会となりました。


文化庁の助成事業としてさせて頂いております。「狂言」という芸能を広く子ども達に伝える事が出来る良い機会であると思っていますが、そこは僕個人としては目的ではありません。
子ども達に、狂言を通じて「何か」を発見してもらいたいという事が本当の目的です。それが子ども達の将来に必要となる種となるはずだからです。
子ども達がどう感じたのかは、Twitter(狂言LABOのアカウント)で配信してますので良かったら見て下さい。


文化は文化としてあるのではなく、人の役に立つことが本当の文化であり私達もこれから模索していかなければならない課題だと思います。

関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。有難うございました。


平成28年度文化芸術による子どもの育成事業-芸術家の派遣事業-

●NPO法人子ども劇場東京都協議会さま
学校名/人数/実施日/コーディネーター
・八王子市立宮上小学校/6年生41名/2016年9月8日/多摩子ども劇場
・羽村市立小作台小学校/6年生74名/2016年9月16日/子ども劇場西多摩
・国立市立国立第七小学校/6年生60名・5年生53名/2016年9月29日/立川子ども劇場
・練馬区立練馬小学校/6年生62名/2016年10月6日/ねりま子ども劇場
・江戸川区立下小岩小学校/6年生45名/2017年1月26日/江戸川子ども劇場
・東村山市立秋津小学校/6年生90名/2017年2月3日/東村山子ども劇場


●特定非営利活動法人 子ども劇場千葉県センターさま
・市原市立有秋南小学校/6年生45名/2016年9月9日
・流山市立八木南小学校/6年生28名/2016年9月13日
・八街市立二州小学校/5年生35名/2016年10月14日
・茂原市立二宮小学校/6年生29名/2017年1月10日
・成田市立神宮寺小学校/5年生41名/2017年1月13日
・野田市立二ツ塚小学校/6年生66名/2017年1月19日
・八千代市立南高津小学校/6年生90名/2017年1月20日
・四街道市立みそら小学校/6年生32名/2017年1月27日


●特定非営利活動法人 かごしま子ども芸術センターさま
・鹿児島県長島町立川床中学校/50名/2016年7月14日
・鹿児島県さつま町立薩摩中学校/58名/2016年7月15日
・鹿児島県枕崎市立桜山小学校/147名/2016年11月7日
・鹿児島県鹿児島市立小山田小学校/74名/2016年11月8日


「文化芸術による子供の育成事業-巡回公演

●観世九皐会さま(能『船弁慶』+狂言『柿山伏』)
・大阪市立桃陽小学校/2016年11月28日
・羽曳野市立古市小学校/2016年11月29日
・大阪市立生魂小学校/2016年11月30日
・大阪市立生野中学校/2016年12月1日


●鎌倉能舞台さま(能『安達ケ原』+狂言『柿山伏』)
・大田市立朝波小学校/全校147人/2016年10月31日
・奥出雲町立布勢小学校/全校102人/2016年10月31日
・雲南市立海潮中学校/全校54人/2016年11月2日
・広島市立河内小学校/全校203人/2016年12月12日
・安芸高田市立吉田小学校/3校合同632人/2016年12月13日
・世羅町立世羅小学校/全校398人/2016年12月14日
・広島市立己斐上小学校/全校409人/2016年12月15日


●皐風会さま(能『羽衣』+狂言『柿山伏』)

・札幌市立平岸高台小学校/2016年8月23日
・札幌市立北野台小学校/2016年8月24日
・札幌市立大谷地小学校/2016年8月24日
・札幌市立苗穂小学校/2016年8月25日
・登別市立富岸小学校/2016年8月26日




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