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ノリノリ狂言生活

◎  中野島稲荷神社奉納狂言  




秋の例大祭。中野島稲荷神社での奉納狂言が終わりました。天候にも恵まれ(ちょっと風が強かったけど)、皆さんの日頃の稽古の成果が出せたのではないかと思っています😊


写真は新しい形式で行った「狂言小唄集」は生徒一同が舞台に上がっての小唄のみの上演。総勢13名の声と気持ちが1つになっていました❗️


教室ではみんなが主役です✨1人1人が輝けるように指導してきました。緊張した人も、十分楽しめた人もいますが、またさらに磨きをかけて素晴らしい舞台を作ってもらえたら嬉しいです😊


参加して下さった生徒のみなさん、ありがとうございました❗️また奉賛会および関係者の皆さまにも感謝申し上げます。


教室では生徒さんを募集しています。年に数回の発表会もありますので、気軽に体験から始めてみませんか?まずはお問い合わせください✨


✳️月曜日
場所/中野島稲荷神社
11:00~12:00 団体稽古(謡のみ)
15:00~16:00 団体(低学年)
16:00~17:00 団体(高学年)
17:00~21:00マンツーマン
※夜の部は満員です。 


✳️水曜日
場所/上北沢稽古場
京王線「上北沢駅」から徒歩12分
11:00~21:00
マンツーマンの完全予約制です。事前にご連絡ください。 


🌟参加費
1回/2500円(小・中学生)
1回/3500円(大人)
1回/1000円(団体稽古) 

お問い合わせ  大藏教義
noriyoshi@kichijirou-kyougenkai.jp

◎  新作狂言を子どもたちに。  


鹿児島単独出張は、長閑な小学校でした。今回は初めての経験をさせて頂いてます。
それは、ここ伊佐市に伝わる「猿の腰掛け石」という昔物語を、狂言にする。という作業です。
もはや新作狂言ですね。大藏家もそんなのやるようになったんだと思ってもらえたら幸いです。
普通の狂言ワークショップとは違い、きっちり稽古をしていきます。地域に伝わる伝承を題材にする事で、地域を見直すこと、芸能を通して表現することの楽しさを発見すること、子どもたち同士のコミュニケーション向上と、いろんな所に役に立つと思います。
今日は狂言の世界を紹介し、体験し、少し稽古をすることができました。子どもたちも素直で前向きに取り組んでくれています。
今度は月末に2日間訪問して仕上げます。初めての事で不安ばかりですが、子どもたち、スタッフ、先生方が良い雰囲氣なので、素敵な作品になると思います♫

◎  駒澤大学で講義~歴代宗家の残した台本を巡って~ 


先日、母校である駒澤大学で講義をさせて頂きました😊母校のお役に立てて本当に嬉しかったです✨
今回は学内にある図書館の企画でした。図書館が所蔵している狂言の台本「大藏家伝之書 古本能狂言」をキッカケに頂いた講義でした。

この本は、大藏13世宗家虎明が1642年に完成させた大藏流最古の台本です。それを戦後になって祖父が出版しました。
当日は、狂言の楽しさと「盆山」を上演。歴代宗家が執筆した台本の説明と、上記の本が大戦を逃れ多くの方々の手に渡り、戦後祖父の元に戻ってきた話などをお話しさせて頂きました。
恥ずかしながら僕自身台本については、あまり研究してきていませんでしたので、今回改めて台本の系譜やら派生など調べる良い機会になりました。祖父は、家に伝わる伝書などは40歳過ぎてから読みなさい言っていました。芸が確立していないのに、余計な知識を持つと頭でっかちな芸になるからです。
なるほど。と思ってあまり読みませんでしたが、気づけばもうすぐ40歳だ⁉️そろそろ読み始めても良いですね👌良いタイミングでの講義となりました😄

狂言が大成しておよそ650年。改めて歴史を感じるとともに、こうして伝わってきた事は多くの方々の支援あってこそだと思います。私たち家の人、そして演者だけではなく、皆さんの宝だと感じました。
そして後世に伝える手段として出版し、図書館に保存されることは、写真や動画で残すよりも意味のあることだと思います。データは傷ついたら終わりです。
機会を頂きました事に感謝申し上げます。

◎  古都奈良から銀座へ。 




暑い暑いと思っていたら、お盆も過ぎて9月が見えてきましたね。

先日8月7日は、銀座で行われた銀座金春祭に出勤してきました。江戸時代には、銀座には能楽シテ方の金春家と観世家の屋敷がありました。金春家の前の通りを金春通りと言い、路上には金春稲荷が鎮座し、御旅所を作って能楽が奉納されます。
奉納されるのは『延命冠者』『父の尉』『鈴の段』『弓矢立合』。これは、古都奈良の春日大社で毎年行われる「御祭(おんまつり)」と同じ形式です。

詳しくは「金春祭オフィシャルサイト」に掲載してますのでご覧ください。
https://komparu-ginza.com/festival/




8月初旬の屋外ともなれば、気温はかなり高めです。とりわけ今年は「危険な暑さ」。装束に身を包んだ演者はかな~り暑く、ときおり吹くビル風も温風でして😅でも幸いこの日は曇り空。開演間近まで雨の心配もありましたが、おかげさまで無事に終えました。



そうそう、面白いアプリがあります。「大江戸今昔めぐり」というアプリ。現在自分がいる場所が、江戸時代になったり現代になったりと、まるでタイムスリップしているかのように錯覚します。

ビル風も、時代を超えてやってきたのかもしれませんね。

※写真は教室の生徒さんからのご提供。

◎  子どもに扇持たせて遊ばせて。  


毎年参加させて頂いている子ども向けのイベントに、今日も参加させていただきました😊
大人も合わせて25名ほどの参加で、とても楽しい時間になりました😁4歳の子も、狂言観て今日も来くれた子も、楽しそうに参加してくれたお友達、ありがとう~🌟みんなの笑顔が力になります💥
ワークショップのメインは「扇作り」‼️
白扇に好きなように絵を描いて行き、「舞扇」ならぬ「My扇」を作り、持ち帰ってもらいます。最近では団扇は知ってますが、扇子を知らない子も多いですし、扇の開け閉めもわからないので、せめてそこだけは知ってもらいたいと思って始めたコーナーです。
みんな思い思いの絵を描き、もっぱら大人の方の方が真剣でした😁
とても楽しいひと時でしたが、反省することもたくさんありますね。もっと改良して、子ども達に刺激を与えてみたいと思いました😋
常に進化し、より良いものを目指していきます‼️

◎  狂言「神鳴」公演レポ 

上手く前宙できて良かった~とホッとしました(笑)

今日は以前から告知していた『名作狂言シリーズ「居杭」「神鳴」』でした‼️ブログでも前宙の様子をアップしましたが、ツイッターでは120いいね!と50名近い方がリツイートしてくださり、動画の再生回数が2000回くらいでちょっと驚いています😅いずれも過去最高記録(笑)結構面白いかも‼️そんでバンバン投稿して、いずれユーチューバーになっちゃって、人気出ちゃって(笑)そのうちYouTubeだけで狂言やったりして…って、それじゃダメだな😁やっぱり舞台‼️ライブじゃないと‼️


装束+赤頭+面を着用してってなるとやっぱり難易度上がりますね~。頭からダイブしなかったから良かったw 見ていた子ども達も前宙したら「オ~‼️」って感嘆してくれました。心の中でしてやったり!とニヤついたのは内緒です。

やっぱり子ども向けに「神鳴」の選曲は正解だったと思います👍分かりやすいし面白い。そしてインパクトもある‼️ 暑さも忘れるくらい楽しいひと時でした✨

暑い中ご来場くださいました皆さま、ありがとうございました😊

※今日は写真なくてごめんなさい🙏

◎  2018年3月10日~狂言と日本舞踊~公演レポ 

気付いたらもう3月も終わりで、花も真っ盛り…。花見を楽しむ余裕すらなく、慌ただしい毎日が無常に過ぎて行きます(^_^;) 生活に時間的余裕がないのはマズいですね。
blogもぜーんぜん更新しておらず、大変申し訳ないです(*_*;3月の事は3月中に振り返っちゃいましょう!!



3月10日(土) 狂言と日本舞踊。
いつもご一緒させて頂いている西川流の西川真祐乃さん。前回は北浦和にある料亭二木屋さんでの催しでしたが、今回は上野公園の応挙館で。
今回は共通の演目「七つに成る子」を、舞比べ踊り比べしました。前から舞踊に「七つに成る子」があるのは知っていて、いつかやってみたいと思っていたので、それが実現できて嬉しかったです。



やはり舞踊は華やかですね。長唄とお囃子。そして曲線的な踊りが美しく、また女性の柔らかさが合わさってうっとりしちゃいます。歌詞は98%同じでした。もともと狂言にあったものを舞踊にしたそうですが、西川流ではほぼ上演しないとの事で、今回安易に僕が提案してしまったのですが、西川流の御家元からお許しを頂いての上演となりました。舞踊では、この曲は子どもに教える初歩的な動きの連続で構成されているそうです。
その後に狂言小舞「七つに成る子」を舞いました。「比べ」て観てもらうわけで、いつもよりとっても緊張しちゃいました(^_^;)自分から提案したのにw で、舞ってる最中、感情はどうしたらいいのだろう?と迷っちゃいました。何も考えずに舞う事も大事ですが、でも役者が何も考えずに行う動きを、お客さんは観ていて面白いのかな? きっと謡と舞とお客さんの相乗効果というか、この三者が何かを共有していないと面白くないのでは?などと、終わってからですが色んな事を考える良い機会になりました。答えは出てないけど、やっぱり舞ってて楽しい舞をしたいなー。



舞比べの後は、舞踊「猿舞」。これは男舞の一つ。女性が男性を演じるのは難しいと思いますが、俊敏な動きや勇ましさ、さらに殺陣も加わり力強い踊が印象的でした。西川流お家元の得意な演目だそうです。


続いて「土筆(つくづくし)」。天気も良いので遊山に出掛けた男二人。そこで「つくし」が生えていることに気付き、摘んでお土産にしようとします。男Aが「つくづくしの首、しおれてぐんなり」とヘンテコな歌を詠む事から事件が勃発します。男Bは、それを言うなら「我が恋は 松を時雨の染めかねて 真葛ヶ原に風さわぐなり」であって、「風さわぐんなり」とは可笑しいと大笑いします。気分を損ねた男Aは、場所を変えようと沢へ繰り出します。そこには「シャクヤクの花」が咲いており、これを見た男Bは「難波津に シャクヤクの花 冬籠り 今を春べと シャクヤクの花」と古歌を引用します。これを聞いた男Aは、それを言うなら「難波津に 咲くやこの花 冬籠り 今を春べと 咲くやこの花」と訂正をして大笑いし返します。二人とも「ぐんなり」「シャクヤクの花」と、お互いが間違えた事を罵り合い大笑いします。最後は相撲で決着をつけるのでした。人をののしるのが、客観的に見てこんなにも可笑しく愚かであることを、笑いをもって教えてくれます。
今回は相手役に、内弟子の上田君。いくら演技の上と言っても、弟子に笑われるのは気分が良くないです(笑)でもそこはリアルな感情がこみ上げてきたので良しとしましょう(笑) 春も待ち遠しい季節ならではの選曲でした。



開演前は曇り空が広がり、会場内もストーブを焚くほどでしたが、開演と同時に晴れ間が出て気温も上昇。良かったです。色んな角度から狂言を見なおす機会でしたし、楽しいイベントとなりました。また、知人のお客さんも多くお越しくださいまして嬉しかったです!
また是非会場でお会いしましょう~☆







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